幕張リフォーム物件①
6月初頭に知り合いから、幕張の2件のリフォーム相談を頂く。
1件目は、築40数年の4DKで簡単な内装でなるべく早く 終わらしたいとの事。
2件目は、1LDKのフルリノベーション。2件目は既に大手のデベロッパーM社に見積り、750万オーバーの金額が
出ているとの事で、見積書と現場を見せて頂くお約束をして、この日現場に到着!!
1件目の一軒家は、築40数年とは思わない、当時に建てられた時の依頼者様のおばあさんはかなりセンスがあり、
拘って建てのが伝わってくる建物でした。
但し何と無く、違和感があった。 それは、レトロと現在のモダンとの融合が出来てなく、色々聞いていると、
この家主の祖父様がなくなる前に、ご兄弟の方が、数千万てリフォームをした後との事。
またこのリフォーム業者のデザイン、色、材料etc全てが、バラバラ! 又施工内容にも見た所だけでも疑問点が
チラホラ⤵️ 依頼者のお祖父様が、地元の知り合いの工務店? 大工? さんに依頼し、定期的に色々直したと事。
また、外回りをチェックすると、東北の震災時が原因か、門柱は、そこら中にひび割れしていて、倒れ掛けて
いたり、駐車場のスライドフェンスは壊れてたり、建物の外装は塗装が必要だったり、シャッターはかなり古く、
壊れてたり、建て付けが悪かったりと。外装、ガーデン関係もリフォームが必要なのが判明!!
内装は、クロスにひび割れが数ヵ所、黄ばみ等、扉のキシミ補修、扉交換5カ所、取手の交換3カ所、和室をリビング
に変更をしたいとの事。
廊下、階段をクロス貼りからフローリングに変更希望で、予算が250万で納めたいとご希望。
にも拘らず、ガーデン施工・外装塗装・駐車場の手直しと、希望予算では通常では、予算では到底出来ない内容。
2件目の2F・1LDKフルリノベーション物件を調査に。こちらも、築40年程立っており、道路面に面しており
1Fは既に店舗が入っていて、賃貸は確保できているが、2F・1LDKをフルリノベーションしたいとの事。
こちらは、上記で説明した通り、既に大手ハウスメーカーが見積りを出しており、リフォームの完成図面や見積書
が出ており、既に内装で750万オーバーの見積金額が出ていたが、施主は、500万ぐらいで出来ないか、交渉し
ていたとの事。内容を見ながら、調査すると、冷蔵庫置き場が生活道線が逆だったり、洗面所の洗濯機置き場が、
ドラム洗濯機が置けない配置だったりと、よくある事だが、施工優先の提案。
もちろん仕入れ商材も大手ハウスメーカーが選んでおり、選択権はお客様に無い。
金額も中間マージンが入っている為、価格は押させられる内容。
その後、外回りを調査すると、ここも外装にひびが入っていたり、15年以上たっているが、外装修繕をしてる様子
はなく、フェンスもかなり昔に立てたままで、大きな台風や地震が来たら、倒れそうなくらい、斜めに倒れかかって
ており、一番びっくりしたのが、階段の鉄筋が錆びており、柱が1本折れてる状況。泣
これでは、大手ハウスメーカにお願いしたら、1000万オーバーは確実な内容だったので、
相談者に2つのお願い。
価格を抑えるには、ダイレクトリフォームコンサルティング方法の採用。
これが当社で言うCDD(カスタマーダイレクトデコレーション)の事。
もう一つが1件1件の見積りでなく、同時見積りの提案。
カスタマーダイレクトデコレーション 方法とは、現在の日本ではこの方法を行ってる所は少なく、
どの様な方法かというと、職人・施工会社・デザイン管理会社等の各社お客様がコンサルタント会社を等して、
各社が見積りし、施主と直接契約をするので、各社責任を明確化出来き、直接契約支払いをして行く方法。
施主のメリットは、中間マージンや使用材料の詳細まで打ち合わせが出来き、支払金額を押させえて、満足できる
ものを手に入れやすい。
施主のデメリットは、支払先がそれぞれ発生し、打ち合わせ頻度が、大手デベロツパーの出来上がった提案と違い、
時間的コストが多くかかる点。
詳細は、又の機会に詳細をこちらのリフォームを通しながら、説明していきたいと思います。
施主の相談者は、海外での生活が長く、何件か自分で自宅等をリフォーム・新築を立てた経験があり、デコレーショ
ン・インテリア・エクステリアの理解があったので、上記の方法を快諾を頂き、先ずはどのくらいになるか、見積り
をする事に。
余談ですが、海外では外装はもちろんですが。生活空間を大切にして、賃貸でも自分でリノベーションする事は、
珍しくなく、そこでは、直接職人さん達と契約したり、日本で言う設計士さんやコーディーターやデコレーターが
三身一体で行う事現場が、多々あります。
デコレーターは単なる内装のデコレーションではなく、生活しやすい様にデコレーションを考え、家の中を統括して
いく事も。日本での設計士さんやハウスメーカーに頼む時に、建物から考えるのではなく、生活する中から考える
提案が増えて行けばと、住まう空間から考え方が浸透出来たらと、家具・家電等まで考える、Home Decoという
言葉を使わせて頂いております。
さてさて、このリフォームを通して、私の考える者が形になって行く過程を皆様と共有していければと考えておりま
すので、期待してブログをお持ちしてください。(笑)